見た目も大事

見た目も大事

料理は見た目も大事です。いや、見た目が大事といってもいいぐらいですね。味が一定ラインにあることが前提ですが、見た目が汚いと本当の美味しさとは程遠く感じてしまいます。

逆に味が多少はてなでも、見た目が綺麗だと満足度は上りますよね。見た目はセンスによるところも大きいですよね。

ヘタだなという自覚がある人は毎日の料理の中で少しずつ練習していかないといけませんね。

そんな料理以上に見た目が大切なのが、お菓子だと思うのです。洋菓子はもちろんのこと、和菓子の見た目はその味を決めてしまうぐらい重要なものだと言えます。

細かい仕事がなされている和菓子は、味と一緒にその苦労も頂くといいますか、時間がかかっていればかかっているほど何かが凝縮されているような気がしてしまいます。

中にはお饅頭やみたらし団子のように、完璧な外見でなくてもいいものもありますが。

先日、友人の家にお邪魔した時に頂いたお菓子がとても美味しくて驚きました。笹の上にのった水羊羹だったのですが、透明な羊羹の中に船やコイなどが浮かんでいるのです。

どうやって作るのか不思議ですが、見た目でもとても涼しくて満足することができました。甘さもちょうどよく、出してもらったお茶にぴったり。

思わずおかわりしてしまいそうな勢いでした。

水無月も頂いたところです。季節ごとに季節の和菓子を頂くというのは、日本人ならではの楽しみのような気がします。目でも楽しむというやつですね。

和菓子は他の国ではまねの出来ない、日本人ならではの繊細さがあります。こんなところにまでこだわらなくても、という細かい部分まで模様がついていたりすることがありますよね。

アメリカのお菓子と比べるものではありませんが、向こうのお菓子に和菓子の100分の1でも繊細があれば、とつくづく思います。

年齢を重ねるごとに、洋菓子よりも和菓子のほうがしっくり来るようになってきました。ケーキやクッキーもおいしいのですが、なんとなく餡子を食べると落ち着く自分がいます。

高級な和菓子やさんで少しだけ美味しいお菓子をかって食べる、という贅沢まで覚えてしまいました。もちろん夫にはナイショで(笑)

これがまた美味しさを倍増させるトリックなんですね。

トヨタ86

夫婦を続けるということ

縁あって一緒になった夫婦ですが、所詮は他人同士。分かり合えないところがあってもおかしくありません。

特に子どもの頃から培われる感覚や常識、習慣などはなかなか覆るものではありませんよね。他人からみれば大したことでなくても、本人にとっては大きな問題ということもあります。

最近聞いた話で、友人の学生時代の先輩が離婚したいきさつがとても興味深いものでした。

その先輩は結婚5年目で別れたのですが、理由は相手のだらしがない部分に我慢できなくなった、ということらしいのです。

先輩は男性ですが、元奥様がだらしがないというか細かいところは気にしない人のようで、それが生活の中で悪い面にばかり出ていたそうなのです。

例えば、タンスを最後までしっかり閉めないので全ての引き出しに隙間が空いていたり、蛇口をきちんと閉めなかったり、生理の時のナプキンがゴミ箱に捨てられていなかったりしたそうです。

女性としてどうなのか、と思いますが奥様にとってはそれが普通だったのでしょう。最初は我慢していた先輩でしたが、5年目のある日のことです。

部屋の掃除をしようと衣裳部屋に入った時、5段のタンスの引き出しが見事に全部、それも少しずつ開いているのを見て「もう無理だ。離婚しよう」と思ったそうです。

最初は笑いながら話を聞いていた私でしたが、ナプキンの話あたりから笑えなくなり、最後には先輩に深く同情してしまいました。

ずっと我慢してきたのに、なぜいまさらタンスの隙間で我慢の糸が切れたのでしょうか。それは先輩自身にもよくわからないのだそうです。

恐らく溜まりに溜まっていたものがその時の機嫌や体調と合わさって切れたんだろうな、と言っていたのだそうです。なんかわからないでもないですよね。

ずっと我慢してきたけど!でもやっぱり!ということは、誰かと関わりを持っていく上でなかなか捨てきれない感情です。

ちなみに奥様は泣いて謝ってきたそうで、何度もやり直そう、私が頑張って直すからと言って来たそうです。それでも先輩は知っていたのですね。

そういうズボラな方が完全に直るということは奇跡であるという事実を。そのとおりです。ズボラな人と几帳面な人が暮らすのは相当大変なことでしょう。

夫婦を続けていくことはそれ以上に大変なことなんだろうと感じた話でした。